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起業家が失敗に陥る10の心理的原因

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とくに、起業したばかりの経営者のなかには、初めての経験で不安な上に、業績もすぐには波には乗らないことから、心理的余裕もないこともあり無理に無理を重ねる方がいます。強いストレスにさらされた経営者にありがちな心理的特徴をまとめてみました。ここに挙げた心理的特徴はあなたの判断力に悪影響を与えます。

10の心理的特徴
  1. アイデアに溺れ、現実を見失う。
    →不安に押しつぶされると目の前の安直な答えに飛びつきやすくなります。
  2. 仕事に追われる状態を自らつくりあげ、精神的に疲弊する。
    →頑張っていることで安心感を得たいだけ、正しい判断をしているとはいえない。
  3. もしくは仕事以外のことに熱中し、現実逃避をする。
    →趣味は持った方が良いです。ただし現実から目を背けるために熱中するのはいただけません。
  4. 精神的にバランスが崩れ、感情に支配される。
    →人によるが、内にこもる、妙にハイテンションになる、オシャベリになる、怒りっぽくなる、反抗的になるなど。
  5. 攻撃的な言動が多く、まわりとのコミュニケーションがとれなくなる。
    →“怒り”は防御反応で、心はそれを周りが悪いということで正当化しようとします。ただ攻撃されたほうはどう思うでしょうか?
  6. 誇張・大袈裟な会話が多くなり、まわりからの信頼を失う。
    →誇張・大袈裟な会話は周りからの承認が欲しい時に起こりやすくなります。周りからの承認を得ることで不安やプレッシャーから逃れたいという心の動きがそうさせるのかもしれません。
  7. 極端に将来の見通しが楽観的になり、過剰な期待感を持つようになる。
    →これも心の防御反応です。
  8. 勝ち負けで全てを判断するようになる。(その結果、視野が偏る、まわりとの軋轢を起こすようになります)
    →自信がなくなったりすると、勝ち負けにこだわるようになります。これも心の防御反応なのでしょう。
  9. 問題をひとりで多く抱え込むようになり、問題をさらに大きくしたり、解決のタイミングを失ったりする。
    →他人からうまくいっていない理由を指摘されることはとても心が痛いです。痛い思いはしたくないので他人に相談できなくなってしまっています。
  10. お金のことで頭がいっぱいになり、それ以外のことが考えられなくなる。
     →お金のことで追い込まれているので、視野が狭くなり他人への気遣いや将来ことを考える余裕がなくなっています。

業績が好調ならそうでもないのでしょうが、責任から来る重圧、将来への不安・恐怖感など経営者が感じるストレスは強いものがあり“孤独・孤立・死の予感”と表現されたりします。

長期間に渡り強いストレスにさらされると知らず知らずのうち、視野狭窄や性格的な歪み、無意識的な現実逃避・正当化(自分にとって都合の良い解釈をすることで心の安定化を図ること)による現実の誤認などに陥ってしまったりするものです。また病気と判断されるかどうかは、社会生活に支障があらわれるかどうかです。もしかしたら、うつ病ほど強い症状がでていないだけで、“うつ“の状態に陥ってしまっているかもしれません。

もし、どれか当てはまる項目があるのなら、一度リフレッシュの時間をとることをお勧めします。
おもいきって休みましょう。

Con(共に)+Sult(座る)+Ant(者)・中小企業診断士・ビジネスコーチ

 

1968年生。同志社大学商学部卒。得意分野は売上向上策と人を育てる技術(相手を買う気・やる気にさせる仕掛けづくり)。 将来起業することを目指し大手流通業に就職。店長として店舗レイアウトや店内販促物の作成、コーチングを使ったスタッフ教育で評価を得ていた。 ビジネスコーチ・流通系コンサルタントとして独立。小売店や飲食店の売上向上策について支援を行う。一方公的支援機関にて販路開拓や創業・事業承継の支援に携わる。なお、コンテンツには個人的な見解や意見が入っています。あくまで参考としてお読みください。

    

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