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逆境でも業績を伸ばしている企業10の特徴

逆境の中でも売上・業績を伸ばし続けている企業様も数多くおられます。彼らの特徴をまとめると下記のようになるのではないかと考えています。

  1. 圧倒的なQ(クオリティ)、C(コスト)、D(デリバリー)での差別化を実現し、しかも他者が絶対まねができないように管理している。
    →売れるのは数ある競合の中から選ばれるから。したがって選ばれるには他社には真似のできない特徴があり、それを維持し続ける必要があります。
  2. もしくは、下請け体質からの脱却を目指した新規製品・新規事業の開発を積極的に行っている。
    →かつては協力会社として取引先にとって身近な存在であるということが選ばれる理由であり、安定して仕事を受注する上で強みとなりましたが、今はそうではありません。ならば、新たに選ばれる理由を見出す必要があります。
  3. 開発された新規製品・新規事業には、社会に役立つなど明確なコンセプトがある。
    →数あるモノのなかから選ばれるには、相当の理由が必要になります。したがってまず考えることは明確な選ばれる理由付け(コンセプト)であり、具体的な開発はその後になります。(「みんな途中から考えるから失敗する」とは名経営者の言葉)
  4. また、新規製品・新規事業は、投資リスクと利益確保のバランスを確保しながら。場合によっては高利少売(薄利多売の逆)を目指す。
    →“良いものを安く”は基本ですが、かならずしもそれだけが正しい訳ではありません。
  5. 本業と新規製品・新規事業との間には、なんらかの相乗効果(シナジー)があることが多い。
    →当然ですが、ノウハウや経験のないものに取り組むことは、そうでない場合よりも失敗のリスクが高くなります。
  6. 優秀な営業担当の確保・教育が難しいとぼやきつつ、(社長を中心とした)営業が積極的に行われている。
    →下請け構造が崩壊してきている以上、あらたな取引先の開拓は必須です。最高決定者が営業することで迅速な対応ができることが有利に    働いています。
  7. “なぜ当社を選ぶべきなのか”相手に納得させるだけの理由を営業活動・WEBを使って確実に伝えることができている。
    →どんなに優れた特徴を持っていても、取引先などに認知されていなければ意味がありません。
  8. 従業員教育・組織体制の改善(ノウハウの取得・労働環境の改善・組織文化の醸成など)にお金をかけている。
    →人は心持ち一つで行動が変わります。従業員のやる気を上げることは将来への投資です。人件費と原材料費の削減でなんとか利益を確保することは、短期的には効果があります。ただ、薬も多用すれば毒になります。今の日本は慢性的な中毒症状になっているのでは?
  9. 社長が将来を見据えて判断・行動しており、コミュニケーション能力も高い。
    →経営者で一番不足しているのはコミュニケーション能力では?
  10. 補助金や公的支援を上手に活用している。
    →自立するとは多くの人に依存すること(安冨歩の言葉)。誰か一人に依存しようとするから寄りかかってしまうのであり、多くの人に依存しようすれば、結果的に自分の足で立った状態になります。補助金や公的支援は縛りがあり使いづらいところがあるが、うまく使えば有効なツールです。自分一人で踏ん張るのも多く人を頼るのも、結果的に自分の足で立つことには変わりがありません。

Con(共に)+Sult(座る)+Ant(者)・中小企業診断士・ビジネスコーチ

 

1968年生。同志社大学商学部卒。得意分野は売上向上策と人を育てる技術(相手を買う気・やる気にさせる仕掛けづくり)。 将来起業することを目指し大手流通業に就職。店長として店舗レイアウトや店内販促物の作成、コーチングを使ったスタッフ教育で評価を得ていた。 ビジネスコーチ・流通系コンサルタントとして独立。小売店や飲食店の売上向上策について支援を行う。一方公的支援機関にて販路開拓や創業・事業承継の支援に携わる。なお、コンテンツには個人的な見解や意見が入っています。あくまで参考としてお読みください。

    

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